Varnish (ソフトウェア)
| 作者 | Poul-Henning Kamp, Redpill-Linpro, Varnish Software |
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| 最新版 | |
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 | C言語 |
| 対応OS | BSD, Linux, UNIX |
| 種別 | リバースプロキシ |
| ライセンス | BSDライセンス |
| 公式サイト | vinyl-cache.org |
Vinyl HTTP Cache(旧称Varnish )は高負荷な動的サイト向けの高性能HTTPアクセラレータである。FreeBSDの有力開発者であるPoul-Henning Kampによって書かれた。他の多くのHTTPアクセラレータはクライアントサイドのプロキシやWebサーバとして開発が始まったのに対して、VinylはゼロからHTTPアクセラレータとして設計された。VinylはSquidより10〜20倍高速であると公式サイトには書かれている。
特徴の1つとしてESI(Edge Side Includes)が利用でき、同一ページ内の静的部分と動的部分を個別にキャッシュしたり制御したりできる。例えば、あるページの静的部分は自身の持つキャッシュを利用し動的部分だけをアプリケーションサーバから取得し、結合後にクライアントにレスポンスを返すというような使い方ができる。
キャッシュしたデータにあっては、プロセスのヒープや削除済ファイルなど永続的ではないストレージへの保存をサポートしている。永続的ストレージへの保存は実装されているが、キャッシュデータのパージとVinylサーバの再起動が重なった際にキャッシュデータの一貫性管理が難しくなることを理由に非推奨(英: deprecated)かつ実験的(英: experimental)としている[2]。バージョン6以降、ビルド時に明示的に設定しない限り、永続的ストレージの機能は無効となっている。
名称変更
[編集]Varnish Cacheは長年FOSSプロジェクトとして 開発されてきたが、商標を保有する営利企業Varnish Softwareとの間で名称使用を巡る見解の相違が生じた。Varnish Software側は、Varnish Cacheの名称は同社が所有しており、明示的な許可なしでの使用は認められないとの立場を取った。数か月にわたる交渉の結果、FOSSプロジェクト側は、名称使用が同社の拒否権に依存する形では独立性を維持できないと判断し、プロジェクト名の変更を決定した。これにより、バージョン8.0.0がVarnish Cacheの名称での最終リリースとなり、以降は新プロジェ クトThe Vinyl Cache Projectとして開発が継続される。
脚注
[編集]- ^ "Releases & Downloads"。
- ^ Kamp, Poul-Henning (2014年5月26日). “A persistent message”. Varnish Documentation. 2025年1月3日閲覧。 “This worked well enough for our initial users, and they only used bans sporadically so that was cool too. In other words, a classic 20% effort, 80% benefit. Unfortunately we have not been able to find time and money for the other 80% effort which gives the last 20% benefit, and therefor -spersistent has ended up in limbo.” この説明は、永続的ストレージの機能にかかることにかけて、「永続的メッセージ」(A persistent message)と名付けられている。