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一瀬由梨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一瀬 由梨
基本情報
出身地 鳥取県[1]
生年月日 (1991-11-10) 1991年11月10日(33歳)[1]
プロ入会 2017年 33期[1]
所属団体 日本プロ麻雀連盟
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一瀬 由梨 (いちのせ ゆり、1991年11月10日 - )は、競技麻雀のプロ雀士。日本プロ麻雀連盟所属。団体内の段位はニ段。

来歴

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鳥取県出身[1]フェリス女学院大学在学時に友人に勧められて麻雀を覚え[2]、雀荘に通うなど麻雀の世界にはまり、テレビでの放送対局を見て「もしプロ雀士になれたらテレビに出られるかもしれない」と思い、プロ雀士を目指す[2]2017年に日本プロ麻雀連盟のプロテストを受けて合格[3]

麻雀最強戦2021の「女流プロ最強新世代」で優勝を果たしファイナル出場を決め[4]、ファイナル1stステージでは鈴木大介から国士無双を和了る[1]など初出場にして決勝卓進出を果たす(決勝卓では瀬戸熊直樹宮内こずえに次ぐ3着[5])。

2023年に行われたMリーグチーム・EX風林火山の「スペシャルスパーリングパートナー」(SSP) 選考大会『IKUSA』ではプロ208名の参加した予選でトップの成績を収めて本大会出場を決める[6]も、準決勝では7戦で3トップ4ラスという出入りの激しい麻雀の末、8戦合計マイナス52.4ポイントの6位で決勝進出を逃した[7]

雀風・人物

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  • プロ志望時から憧れていたという二階堂亜樹[3]と、雰囲気が似ていると言われる黒沢咲の2人のMリーガーの影響を受けて、ドラを大切にし高打点を目指す攻めの強い雀風[1]。黒沢の「セレブ(麻雀)」に倣って「裏セレブ」の愛称を持つ[1]
  • 本職はシステムエンジニア。大学の授業にIT系の講義が多く取り入れられていたこともあり、プログラミング技術を習得し、メーカー系のシステムインテグレーターに就職[2]。平日はシステムエンジニアとしてフルタイム勤務をしつつ、早朝や帰宅後にオンライン麻雀で腕を磨き、週末に雀士としての活動を送る日々を続けている[2]
  • 趣味は料理とポーカー[1]

主な戦績

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出演

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映画

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  • 麻雀最強戦 the movie(2022年11月18日公開、マグネタイズ)監督:原澤遊風[8]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 【雀士名鑑】一瀬由梨(いちのせゆり)、フェリス卒業のシステムエンジニア雀士”. キンマWeb. 2025年4月30日閲覧。
  2. ^ a b c d 平日はSE、休日は麻雀のプロ。一瀬由梨が「どっちも全力」を貫く理由”. エンジニアtype (2024年7月26日). 2025年6月24日閲覧。
  3. ^ a b プロテストコラム 一瀬由梨”. 日本プロ麻雀連盟 (2023年5月31日). 2025年6月24日閲覧。
  4. ^ 優勝は一瀬由梨プロ!!【麻雀最強戦2021 女流プロ最強新世代】”. キンマweb (2021年8月22日). 2023年11月9日閲覧。
  5. ^ 優勝は瀬戸熊直樹プロ!!【麻雀最強戦2021 ファイナル 2nd Stage】”. キンマweb (2021年12月13日). 2025年6月24日閲覧。
  6. ^ 【EX風林火山 IKUSA】5月1日までの合計ポイント【最終】”. キンマWeb (2023年5月4日). 2025年6月24日閲覧。
  7. ^ 東川亮 (2023年6月3日). “【EX風林火山 IKUSA観戦記】勝者は笑い、敗者は泣いた あらゆる情念を飲み込み、いざIKUSAの決勝へ”. キンマWeb. 2025年6月23日閲覧。
  8. ^ 麻雀最強戦 the movie - allcinema 2024年3月3日閲覧

外部リンク

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