今堀誠二
| 人物情報 | |
|---|---|
| 生誕 |
1914年10月27日 日本大阪府大阪市 |
| 死没 | 1992年10月9日（77歳没） |
| 出身校 | 広島文理科大学 |
| 学問 | |
| 研究分野 | 東洋史(中国近現代史) |
| 研究機関 | 広島文理科大学(広島大学) |
| 学位 | 文学博士 |
今堀 誠二（いまほり せいじ、1914年10月27日[1] - 1992年10月9日[2]）は、中国史学者、原水爆禁止運動家。別号は砂鏡[3]
経歴
[編集]- 出生から修学期
大阪市で生まれる。広島高等師範学校から、1936年、広島文理科大学東洋史学専攻に入学[4]し、1939年に卒業[5]。
- 中国史研究者として
卒業後は、広島文理科大学副手に採用された[6]。1943年に講師、1945年に助教授昇格。1949年に広島文理科大学が広島大学に包摂されたことに伴い、以降広島大学助教授。1950年、学位論文『中国封建社会の機構』を広島大学に提出して文学博士号を取得[7]。1951年に教授昇格。1972年からは教養部長を務めた。1977年に広島大学を定年退官し、名誉教授となった。その後、広島女子大学学長に就任[8]。
受賞・栄典
[編集]家族・親族
[編集]著作
[編集]- 著書
- 『北平市民の自治構成』文求堂 1947
- 『中国の社会構造：アンシャンレジームにおける「共同体」』有斐閣 1953
- 『中国封建社会の機構：帰綏(呼和浩特)における社会集団の実態調査』日本学術振興会 1955
- 再版 汲古書院 2002
- 編著
- 『中国へのアプローチ：その歴史的展開』編、勁草書房 1983
- 論文
脚注
[編集]- ^ 日本著作権協議会 編『著作権台帳(第9版) 文化人名録 昭和36年版』日本著作権協議会、1960年、781頁。doi:10.11501/8797884。
- ^ a b 貝瀬秋彦「ひと明かり この日・あの時 寂聴さん今堀氏に弔辞 私の書くものは先生の影響です」『朝日新聞』1992年10月21日、第2京都、26面。
- ^ 日本出版協同 編『現代出版文化人総覧 昭和23年版』日本出版協同、1947年12月20日、70頁。NDLJP:1123753/41。
- ^ 『官報』第2799号, 昭和11年5月5日, p.145.NDLJP:2959279/9
- ^ 『官報』第3662号, 昭和14年3月23日, p.756.NDLJP:2960155/9
- ^ 『広島文理科大学・広島高等師範学校一覧 昭和14年』広島文理科大学、1939年9月25日、113頁。NDLJP:1444408/70。
- ^ CiNii(学位論文)
- ^ 『広島女子大学創立六十周年記念誌』広島女子大学、1981年、387頁。全国書誌番号:82000300。
- ^ 『現代日本人名録』1987年
- ^ 『官報』号外第53号, 昭和63年4月30日, p.5.
- ^ 『官報』第1035号, 平成4年11月12日, p.7.
