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修羅の群れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
修羅の群れ
監督 山下耕作
脚本 村尾昭
原作 大下英治
出演者 松方弘樹
北大路欣也
北島三郎
菅原文太
天知茂
丹波哲郎
若山富三郎
鶴田浩二
音楽 木下忠司
主題歌 北島三郎「神奈川水滸伝」
撮影 赤塚滋
編集 市田勇
製作会社 東映京都撮影所[1]
配給 東映
公開 日本の旗 1984年11月17日
上映時間 123分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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修羅の群れ』(しゅらのむれ)は、1984年11月17日に公開された日本映画[2][3]東映京都撮影所製作[1]、配給東映[4][5]。カラー、ビスタサイズ映倫番号:111493。主演は松方弘樹

2002年2月16日に同じく松方の主演で、GPミュージアムソフトによるリメイク版が公開されている。

概要

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昭和初期、横浜市浅間町の吉岡道場で柔道に励む青年、稲原龍二。導かれるように博徒となり、やがて関東随一の巨大組織の首領に。稲原と彼のもとに集う男たちの姿を描く実録やくざ映画女性化時代にあえて超豪華キャストを組み[3]、""を問う[3]。原作はモデル小説で、扶桑会の吉川清など数人を除いて殆どが仮名になっている。映画は実名を捩ったような名前になっている。実名を出すと肖像権が発生し、個別にお金を請求される可能性があるとされる[6]。主人公のモデルは稲川会総裁、稲川角二[7][8]。公開時の文献にも「稲川聖城稲川会会長が戦前戦後の混迷の時代を闘いぬき、関東平野を制圧して現在の地位を築くまでの壮烈な日々を再現する」と書かれたものがある[9]

出演

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オープニングクレジットでは以下の役者のみが表記される(クレジット順)。

※以下はオープニングクレジットでは表記されず、エンドクレジットで表記される(クレジット順)。

スタッフ

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製作

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企画

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クレジットにはないが岡田茂東映社長(当時)が、稲川聖城(角二)の半生を映画化しようと徳間康快とまず『アサヒ芸能』での連載を決め、同じ広島出身で懇意の大下英治に書かせた原作を映画化したもの[7][16][17][18]俊藤浩滋も同様に稲川と交渉を続けていたが、岡田のルートで映画化が進んだ[16][17]。大下は直接稲川会総裁に会い、長いインタビューを行い原作を書いた[19]。大下は稲川会総裁を始め、全国の親分を取材で回る際には必ず俊藤が同行してくれ、スムーズに取材が出来たと話している[20]。大下はこれをきっかけにヤクザをテーマにした小説を書くようになった[16]。俊藤は「小説及び映画のタイトルは私が決めた」と話しているが[18]、大下は「小説及び映画のタイトルは私と俊藤で決めた」[16]、「"修羅"という言葉は私(大下)が好きで入れた」と話している[7][16]。ヤクザ映画やビデオのタイトルに"修羅"という語が多く使われ始めたのはこの作品以降である[7][16]

鬼龍院花子の生涯』に始まる宮尾登美子原作の女性路線で気を吐いていた東映が、久々に三角マークを輝かせて"ザ・ヤクザ"を描く[9]

キャスティング

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東映生え抜きのスターながら、長年冷や飯を食わされ[21][22]、岡田社長から「松方、役者は四十からだぞ、辛抱せえよ」と言われ続け[21][23]、三十代で大作の主役を張るようになっても「まだ足が着いてない」気持ちだったという松方が、「やっと独り立ちできた」と生涯の代表作と誇っていたのが本作[8][21][23][24][25]。ただ、当初主役を予定されていたのは、本作で脇役として出演しているライバル・北大路欣也であった[21]。北大路が文芸作品と撮影が重なり、「なら松方でいいか」と松方が主役に決まった[21]

鶴田浩二若山富三郎北島三郎菅原文太といった東映任侠映画東映実録映画の主演スターと、松方の東映のライバル・北大路欣也、東映映画の出演も多い丹波哲郎天知茂の主演級スターがに回り、松方の主演を祝う。

出水辰雄(北島三郎)はヒロポン中毒。実際はヘロインの常用とされるが劇中でポンと言うセリフがある。死ぬ場面は史実とは違うが、遺骨火葬で骨がボロボロに崩れ、骨上げができなかったエピソードは映画で使われている。松方に絡む役で野球解説者張本勲小林繁特別出演し話題を呼んだ[3][5]。張本は岡田東映社長や菅原文太と付き合いがあったという[26][27]。四分の一ぐらいの賭場のシーンで、韓国人を差別する男に稲原(松方)が「韓国人も日本人もあるか!」を怒鳴ると、この言葉に感激した張本の顔がアップになる。小林繁は三分の一ぐらいの刑務所内シーンで井沢輝一(菅原文太)と共に登場。

酒井和歌子は東映初出演[3][5]。酒井(雪子)は海の家ニイタカキャラメルの今にいうキャンギャルを務めている。最初の設定が昭和初期のため、正確性は不明ながら海水浴場の男女の水着など当時の描写が取り入れられている。ニイタカキャラメルのがたくさん立ち、酒井らキャンギャルがニイタカキャラメルと文字が入った帽子を被る。

鶴田浩二の娘・小野さやかが出水(北島三郎)のレコ→妻として出演。終盤出水の火葬の後、稲原(松方)・雪子(酒井)夫妻が「子どもをウチで育てなさい」と温かい言葉をかけたら「男の子が産まれたらヤクザにはしません。女の子でしたらヤクザを好きになるようなことはしません」と稲原夫妻を全否定するセリフを言う。鳥羽一郎は2025年まで唯一の映画出演でここまで緊張するかという程のセリフ回し。大島英五郎(天知茂)は残り10分ワンシーンのみ出演。稲川組と東声会の対立事件のエピソードが描かれる。

時代背景

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「荒磯に波」からオープニングクレジットの間とエンドクレジットで、北島三郎の主題曲「神奈川水滸伝」がけたたましく流れる。時代背景は、昭和8年横浜→昭和19年大船→昭和21年湯河原関東大震災直後の横浜(回想)→昭和24年熱海(山崎屋一家五代目総長襲名)→昭和25年熱海大火→昭和30年出水(北島)の死→昭和34年稲原の息子がヤクザになる→昭和38年(稲川組と東声会の対立事件)→昭和42年横山新二郎(鶴田)の死までが描かれる。

作品の評価

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興行と成績

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序の舞』『空海』『天国の駅』『北の螢』とともに、この年東映5本の一本立て興行の1本。前番組は『麻雀放浪記』/『いつか誰かが殺される』の角川映画、後番組は『キン肉マン 大暴れ!正義超人』『 Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!ナナバ城の秘宝』『宇宙刑事シャイダー 追跡!しぎしぎ誘拐団』の三本立て東映まんがまつり

セールスプロモーションに力を入れる予定だったが、事情により[28]、かけられず、配給収入は6億5千万円に留まった[28]

評論家レビュー

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週刊平凡』1984年12月7日号「五ツ星採点表」。白井佳夫「昔の東映ヤクザ映画にはヒカゲ者の美学があったが、最近のはヤクザ偉人伝みたいで、なんとも面白くない。(3点/10点満点)」、藤枝勉「中身にぜったいの自信がないので、元プロ野球のスターまで狩り出して観客動員を狙ったアナクロ任侠ドラマ。(5点/10点満点)」、渡辺祥子「まるで昔の東映ヤクザ映画の同窓会のような顔ぶれ。おもな出演者にそれぞれ見せ場があるなんて涙ぐましい努力だね。(7点/10点満点)」[29]

逸話

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  • 星野仙一が本作のファンで、中日監督時代に遠征先でのバス移動の際や、宿舎で2chのアダルトチャンネルの代わりに上映させて自身はもちろん、コーチ陣やナインにも気合を注入していたという[30][31]山崎武司英智によると、ずっと流すあまり台詞を覚えてしまい、後輩選手が先輩選手よりいい車に乗っていたりすると、その台詞を真似る事があったという。
  • 主題歌「神奈川水滸伝」は、モデルとされた稲川会が気に入って式典の記録ビデオなどに使用しているという[15]

後の作品への影響

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岡田東映社長は「やくざ映画は絶対観客はある程度いるが若い層に火がつかない。企画をよく練って、今後も年一本ぐらいは作る」などと話していた[28]。しかし『修羅の群れ』の後に松方が『戦争と平和』というタイトルで、勝新太郎警視庁合田一家の話をやろうとして、衣装合わせまで進んでいたが、当局から岡田社長に圧力がかかり頓挫し[21]、そこから実録的なヤクザ映画は撮れなくなったと話している[21]。東映は翌1985年に松方主演で波谷守之をモデルとした『仁義なき戦い』の別視点映画『最後の博徒』を製作したが[32]、以降は、本格的な実録ヤクザ映画は作られていない[21]

このため『修羅の群れ』から、東映は新しい"実録"を模索し、1988年には『極道渡世の素敵な面々』や『』を皮切りに、"ニューやくざ映画"、"ネオやくざ路線"が生まれ、これは後の東映Vシネマというジャンルを切り拓いた流れの一つとも評される[33][34][注 4]。当時東映は、女性文芸映画や女性を主役としたヤクザ映画が当たり[5][34]、仁侠映画はどんどん傍系に追いやられ『修羅の群れ』も『制覇』以来、二年ぶりの製作だった[5]

ネット配信

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  • YouTubeの「TOEI Xstream theater」より、2021年9月18日21:00から同年9月25日21:00まで期間限定無料配信が行われていた。その後、同チャンネルのリニューアル版「東映シアターオンライン」で、「祝! チャンネル登録者10万人突破記念」として、2022年11月19日21:00から同年11月27日23:59までと、2025年9月12日21:00から同年9月26日21:00までまで期間限定無料配信行われた。

リメイク版(2002年)

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修羅の群れ
監督 辻裕之
脚本 石川雅也
原作 大下英治「修羅の群れ」桃園書房
ナレーター 田辺博之
出演者 松方弘樹
夏八木勲
名高達男
鶴田さやか
貫地谷しほり
二宮さよ子
寺島進
渡辺裕之
高松英郎
梅宮辰夫
菅原文太
中井貴一
小林旭
丹波哲郎
渡哲也
音楽 奥野敦士
撮影 小松原茂
編集 金子尚樹
製作会社 ミュージアム
配給 ミュージアム
公開 日本の旗 2002年2月16日
上映時間 130分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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松方弘樹主演。俊藤浩滋の最後のプロデュース作品[36][注 5]。また、貫地谷しほりのデビュー作である[38]。「第1部 怒濤編」(76分)「第2部 風雲編」(88分)「第3部 完結編 大抗争列島」(81分)の全3作としてDVDリリース。

キャスト

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  • 稲原龍二:俊藤光利(1 青年時代 加東伝三郎の若衆)→松方弘樹(壮年以降 加東伝三郎の若衆→鶴岡政二郎の若衆→山崎屋一家稲原組組長→稲原会初代会長→稲原会総裁)
  • 横山新二郎(堀井一家代貸→山崎屋一家稲原組後見人):夏八木勲
  • 石井隆司(石津組代貸→稲原組系石井組組長→稲原会理事長→稲原会二代目会長):名高達男(2・3)
  • 稲原雪子(稲原龍二の妻):高橋しゅり(1 ナカタ雪子) / 鶴田さやか
  • 稲原秋子(稲原龍二の娘):貫地谷しほり
  • 田城綾子(山賀組三代目姐):二宮さよ子
  • 中田しずえ(雪子の母):島ひろ子
  • 加東伝三郎(堀井一家三代目総長):高松英郎(1)
  • 山本信太郎(堀井一家代貸):武蔵拳(1)
  • 堀井一家組員(堀井一家時代の龍二の兄貴分):土平ドンペイ(1)
  • 出口辰雄(横浜愚連隊四天王→稲原龍二の若衆 モロッコの辰):寺島進
  • 井沢輝一(横浜愚連隊四天王→稲原龍二の若衆→稲原組幹部):本宮泰風
  • 林俊一郎(横浜愚連隊四天王→稲原組幹部→稲原会会長補佐):隆大介
  • 吉永金三(横浜愚連隊四天王→稲原組幹部):山下真広
  • 長谷川政治(愚連隊→稲原龍二の若衆→稲原組幹部→稲原会常任理事→碑文ジ一家):崎山凛
  • 森田新吾(愚連隊→稲原龍二の若衆→稲原組幹部→稲原会常任理事):やべきょうすけ
  • 田中圭(愚連隊→稲原龍二の若衆):辰巳佳太
  • モロッコの辰の舎弟 (愚連隊→稲原龍二の若衆):大西武志
  • 天使:山口剛(1)
  • 女衒(列車の中):諏訪太朗(2)
  • 医師:野上正義(1)
  • 関山勝(関山組組長):梅宮辰夫(1)
  • 山形正造(関山組若頭):山口仁(1)
  • 木村忠生(関山組組員)淺野潤一郎(1)
  • 関山組組員:中野裕斗(1)
  • 石橋雅史
  • 並樹史朗
  • 森将人(稲原組組員・田代正雄葬式時の挨拶代読):森羅万象(2・3)
  • 町村久行(東方会会長):小沢仁志(2・3)
  • 桧山宏:鈴木隆二郎(2)
  • 九道見治(九道会会長):菅原文太(2・3)
  • 草山武明(草山一家総長):待田京介(2・3)
  • 浜田市郎(郷里一家二代目総長):亀石征一郎(2・3)
  • 田城正雄(山賀組組員→山賀組三代目組長):中井貴一
  • 山倉健造(山賀組若頭):古井榮一(3)
  • 竹上正久(山賀組若頭→山賀組四代目組長):殺陣剛太(3)
  • 山崎宏(山賀組組長代行→正和会会長):岡崎二朗
  • 渡会芳樹(山賀組系山倉組若頭→山賀組四代目若頭補佐):渡辺裕之
  • 岸川(山賀組組員→山賀組四代目若頭補佐):森永健司
  • 堀尾賢一(山賀組系井藤組 横浜支部長):野口雅弘(2)
  • 安倍信作(住井一家三代目総長→元総長):小林旭(2・3)
  • 鶴岡政二郎(綱島一家五代目総長):丹波哲郎(1・2)
  • 稲原裕之:目黒大樹(青年時代 稲原組系石井組組員→山崎家一家組長)→渡哲也(壮年 山崎家一家組長→稲原会二代目本部長→稲原会三代目会長)(2・3)
ナレーション
  • 田辺博之

スタッフ

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  • 監督:辻裕之
  • 製作:北側雅司、中島仁
  • 企画:俊藤浩滋伊藤秀裕
  • 原作:大下英治「修羅の群れ」桃園書房
  • プロデューサー:小野誠一、内藤三郎
  • 脚本:石川雅也
  • キャスティングプロデューサー:田辺博之
  • ラインプロデューサー:角田昇
  • 企画協力:岡嶋正明、山田浩貴(1) / 大野俊和・松島正則(2) / 福原秀起・磯田一也(3)
  • 音楽:奥野敦士
  • 挿入曲「神奈川水滸伝」作曲:船村徹 / コピーライト:北島音楽出版
  • 撮影:小松原茂
  • 照明:石丸隆一
  • 録音:星一郎
  • 美術:吉田直哉
  • 編集:金子尚樹
  • スクリプター:石川恵与
  • スタントコーディネーター:辻井啓伺
  • 助監督:横井健司
  • 制作担当:東克治
  • プロデューサー補:岩清水昌弘
  • 監督助手:高野敏幸、小原直樹、甲斐聖太郎
  • 装飾:橋本千春
  • 持道具:中村聡宏
  • 衣裳:江橋綾子、山田夏子
  • キモノスタイリスト:冨田伸明
  • ヘアー・メイク:水野みゆき、堀ちほ、田中宥久子
  • ガンエフェクト:ビル横山
  • 刺青:田中光司(彫武一門)
  • スチール:小鮒利也
  • 題字:亀谷石嶺
  • タイトル:道川昭
  • 方言指導:浅池香住
  • 整音:関谷行雄
  • 効果:柴崎憲治
  • EED:石川高史
  • ネガ編集:神田純子、門司康子、松村由紀
  • 演技事務:伊東雅子
  • 制作主任:加々見剛
  • 制作進行:稲葉尚人、佐藤比名子
  • 衣裳協力:愛ZECRA
  • 制作協力:エクセレントフィルム
  • 制作:ミュージアム・ピクチャーズ
  • 製作:ミュージアム

ソフト

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  • 修羅の群れ 第一部 怒濤編(VHS:2002年5月25日 / DVD:2002年12月25日)
  • 修羅の群れ 第二部 風雲編(VHS:2002年6月25日 / DVD:2002年12月25日)
  • 修羅の群れ 第三部 完結編 大抗争列島!!(VHS:2002年7月25日 / DVD:2002年12月25日)
  • 修羅の群れ 3巻セットDVD-BOX版(DVD:2002年12月25日)

注釈

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  1. ^ 劇中では「やまむらしゅうぞう」という。
  2. ^ 稲原の先輩組員だったが、稲原と対立。
  3. ^ 海岸で因縁をつけるチンピラ。
  4. ^ 1983年に金子正次から買った『竜二』から、東映は"ニューヤクザ路線"を敷いたとする見方もある[35]
  5. ^ 1999年2月13日劇場公開『残侠 ZANKYO』を最後のプロデュース作品とする文献もある[37]

出典

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  1. ^ a b 修羅の群れ - allcinema
  2. ^ 修羅の群れ”. 日本映画製作者連盟. 2025年9月26日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 『ぴあシネマクラブ 日本映画編 2004-2005 修羅の群れ』ぴあ、2004年、361頁。ISBN 978-4835606170 修羅の群れ映画ナタリー
  4. ^ 修羅の群れ東映ビデオ
  5. ^ a b c d e キネマ旬報 1984年11月上旬号』キネマ旬報社、24-25頁。 
  6. ^ 真夏の南極大陸映画 『南極物語』に隠された真実とは?!… 『南極物語』の思い出/菊池徹氏手記
  7. ^ a b c d 22.旬刊雑誌『熟年ニュース』 : 日本報道協会 - livedoor Blog
  8. ^ a b 病魔と闘う荒ぶる役者たちの不屈秘話 「第1回・松方弘樹」(3)100人を招いての大宴会”. アサ芸プラス. 徳間書店 (2016年10月19日). 2017年10月15日閲覧。
  9. ^ a b 「邦画封切情報『修羅の群れ』(東映)」『シティロード』1984年11月号、エコー企画、24–25頁。 
  10. ^ 【松方弘樹さんを偲ぶ会 コメント集】北島三郎「命のはかなさ感じた」
  11. ^ 大下英治『首領 昭和闇の支配者』 3巻、大和書房<だいわ書房>、2006年、66頁。ISBN 978-4-479-30027-4 
  12. ^ 大下英治『首領 昭和闇の支配者』 3巻、大和書房<だいわ書房>、2006年、84頁。ISBN 978-4-479-30027-4 
  13. ^ 『松江八束建設業暴力追放対策協議会』のHPの「暴力団ミニ講座34)稲川会」
  14. ^ 大下英治『首領 昭和闇の支配者』 3巻、大和書房<だいわ書房>、2006年、23頁。ISBN 978-4-479-30027-4 
  15. ^ a b 暴力団と演歌界 稲川会や住吉会のテーマソング歌う歌手も、NEWSポストセブン、2011年10月6日
  16. ^ a b c d e f 大下英治『トップ屋魂:週刊誌スクープはこうして生まれる!』KKベストセラーズ、2009年、280-282頁。ISBN 978-4-584-13129-9 
  17. ^ a b 実話時代』2008年2月号、メディアボーイ、9頁。 
  18. ^ a b 俊藤浩滋山根貞男『任侠映画伝』講談社、1999年、254頁。ISBN 4-06-209594-7 
  19. ^ 32.旬刊雑誌『熟年ニュース』 : 日本報道協会 - livedoor Blog
  20. ^ 大下英治『高倉健の背中 監督・降旗康男に遺した男の立ち姿』朝日新聞出版、2017年、144–145頁。ISBN 978-4-02-251417-2 
  21. ^ a b c d e f g h 吉田豪「七〇年代東映 蹂躙の光学」『en-taxi』2005年9月号、扶桑社、70-75頁。 
  22. ^ 週刊ダイヤモンド編集部 (2017年4月11日). “松方弘樹、逆境のオンパレードを乗り越えた役者人生”. ダイヤモンドオンライン. p. 4. 2017年10月15日閲覧。(Internet Archive)
  23. ^ a b 松方弘樹 公式ブログ/恩人・岡田茂の薫陶 - GREE
  24. ^ 春日太一 (2017年2月28日). “時代に流されぬ男らしさ“松方イズム”の真骨頂!”. 文春オンライン. 2017年10月15日閲覧。
  25. ^ 松方弘樹亡き父へ果たし状…近衛十四郎代表作に挑む - ZAKZAK俺は釣りキチ松方弘樹だ、これが人生だ『松方弘樹の世界を釣った日々』
  26. ^ 木村元彦 (2022年3月31日). “張本勲が終生の友、江藤慎一を語る。「慎ちゃんも俺も白いメシを腹いっぱい食べたいと思ってプロを目指した」”. Web Sportiva. 集英社. 2022年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月26日閲覧。
  27. ^ 張本勲氏 東映つながりで親交 「広島弁指導させてもらった」」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2014年12月2日。オリジナルの2014年12月2日時点におけるアーカイブ。2025年9月26日閲覧。
  28. ^ a b c 『映画界のドン 岡田茂の活動屋人生』文化通信社、2012年、192-194頁。ISBN 4-636-88519-8 
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  30. ^ 中日ナイン「仁侠映画」でメンタル改造 - 東スポWeb
  31. ^ 楽天山崎武「修羅の群れ」見せ若手競わす - 野球ニュース : nikkansports
  32. ^ 藤木TDC「さらば、松方弘樹 『北陸代理戦争』と実録路線の松方弘樹」『映画秘宝 2017年4月旬号』洋泉社、19頁。 
  33. ^ 山根貞男「東映やくざ映画の最後か 『首領を殺った男』の現場へ」『映画の貌』みすず書房、1996年、194-201頁。ISBN 4-622-04412-9 
  34. ^ a b 歴史|東映株式会社〔任侠・実録〕(Internet Archive)
  35. ^ 谷岡雅樹『アニキの時代 ~Vシネマから見たアニキ考~角川マガジンズ、2008年、47-48頁。ISBN 978-4-8275-5023-8 
  36. ^ シナリオ作家リレー日記 石川雅也 2009年4月9日(木曜日)|一般社団法人シナリオ作家協会
  37. ^ 井川徳道『リアリズムと様式美 井川徳道の映画美術』ワイズ出版、2009年、288頁。ISBN 9784898302361 
  38. ^ 貫地谷しほり「足細くしてこい」パパの後押し感謝 - 芸能 : 日刊スポーツ貫地谷しほり、「芝居に貪欲になれた気がします」主演映画「望郷」公開中 : スポーツ報知

外部リンク

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