切磋琢磨
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概要
[編集]元々は『詩経』の衛風・淇奥(きいく)篇で用いられた表現であり、衛の武公の自己研鑽ぶりを表現したもの[1]。
切・磋・琢・磨とは、元来はそれぞれが材料を加工する作業の事を表す表現であり、
という意味である[1]。それが上記の『詩経』の用法から、「自己研鑽」を意味するようになり、 学問や道徳、また技芸などをみがき上げることを意味する語ともなった[2]。
用法
[編集]多くは研鑽を積むことで将来へ繋がる基盤を作ることができることを意味する[2]。
日本語でも好んで用いられる四字熟語であり、特に「琢磨(たくま)」は男性名としてもよく用いられる[要出典]。
脚注
[編集]- ^ a b 三省堂編修所 (2013), p. 382.
- ^ a b 精選版日本国語大辞典『切磋琢磨』 - コトバンク
参考文献
[編集]- 三省堂編修所 編『新明解四字熟語辞典』(第2版)三省堂、2013年7月。ISBN 978-4-385-13622-6。