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皆実町二丁目停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
皆実町二丁目停留場
皆実町六丁目方面ホーム(2009年8月)
みなみまちにちょうめ
Minami-machi 2-chome
H04 南区役所前 (0.3 km)
(0.5 km) 皆実町六丁目 U09
地図
所在地 広島市南区皆実町一丁目・三丁目
北緯34度22分40.21秒 東経132度27分57.97秒 / 北緯34.3778361度 東経132.4661028度 / 34.3778361; 132.4661028座標: 北緯34度22分40.21秒 東経132度27分57.97秒 / 北緯34.3778361度 東経132.4661028度 / 34.3778361; 132.4661028
駅番号 H05
所属事業者 広島電鉄
所属路線 皆実線
キロ程 1.7 km(稲荷町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
910[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1944年昭和19年)12月27日
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皆実町二丁目停留場(みなみまちにちょうめていりゅうじょう、皆実町二丁目電停)は、広島県広島市南区皆実町にある広島電鉄皆実線停留場である。駅番号H05

歴史

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皆実町二丁目停留場は太平洋戦争下の1944年昭和19年)12月、皆実線の開通と同時に開設された[2]。しかし開設から2か月後の1945年(昭和20年)2月には営業を休止する[2]。さらに同年の8月6日には、広島市への原子爆弾投下により皆実線自体も全線が不通となっている[2]。皆実線が被爆から復旧し運転を再開したのは1948年(昭和23年)7月のことで、当停留場もこのときまでに休止状態が解かれ、営業を再開した[2]

年表

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停留場構造

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皆実線の軌道は道路上に敷かれた併用軌道であり、当停留場も道路上にホームが設けられている。ホームは低床式[5]で2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟んで配置されている[6]。ただし互いのホーム位置は南北方向にずれていて、北に的場町方面へ向かう上りホーム、南に皆実町六丁目方面へ向かう下りホームがある[5][6]

運行系統

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当停留場には広島電鉄で運行されている系統のうち、5号線のみが乗り入れている。

下りホーム 5号線 広島港(宇品)ゆき・宇品二丁目ゆき・皆実町六丁目ゆき
上りホーム 5号線 広島駅ゆき

停留場周辺

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西には広島ガスの本社があり[7]、少し歩くと京橋川の土手に出る。周囲に大きな建造物は少なく、住居や店舗が立ち並ぶ[6]

近くには皆実町二丁目バス停があり、広島バス26号線が停車するが、同路線は片回りなので旭町方面へ向かう便のみが停車する。

隣の停留場

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広島電鉄
皆実線
南区役所前停留場 (H04) - 皆実町二丁目停留場 (H05) - 皆実町六丁目停留場 (U09)

脚注

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  1. ^ 広島県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 『広電が走る街 今昔』150-157頁
  3. ^ 服部重敬『路面電車新時代 LRTへの軌跡』山海堂、2006年5月1日、256頁。ISBN 4-381-01816-8 
  4. ^ 広島電鉄株式会社申請の軌道事業の特許 〜路面電車が高架で広島駅南口に進入し、JR広島駅と直結します〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省鉄道局都市鉄道政策課、2019年11月27日。オリジナルの2020年2月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200203100233/http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001317890.pdf2021年2月17日閲覧 
  5. ^ a b 川島令三全国鉄道事情大研究』 中国篇 2、草思社、2009年、103・107頁頁。ISBN 978-4-7942-1711-0 
  6. ^ a b c 川島令三『山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線』 第7巻 広島エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2012年、10・82頁頁。ISBN 978-4-06-295157-9 
  7. ^ 『広電が走る街 今昔』118頁

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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