聖座の外交使節の一覧
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聖座の外交使節の一覧では、カトリック教会の指導者である教皇および、ローマ教皇庁、さらにそれらを総称する概念である聖座が国際連合加盟国、非承認国と地域、そして国際組織に派遣している外交使節の一覧を記載する。
概要
[編集]教皇およびその政庁である教皇庁は、少なくとも5世紀頃から教皇特使を派遣して国家と外交関係を有していた。1929年のバチカン市国成立以降は、主権国家としてのバチカン市国の外交使節であるという面を持つ。
聖座の外交使節団長は教皇大使、教皇公使、教皇使節の等級があり、1815年のウィーン会議で教皇大使は主権国家の特命全権大使と同格であることが承認された[1]。
アフリカ
[編集]アメリカ大陸
[編集]アジア
[編集]ヨーロッパ
[編集]オセアニア
[編集]多国間組織
[編集]- 国際連合本部(ニューヨーク)(国際連合常任オブザーバー (聖座))
- 国際連合ジュネーブ事務局(国際連合ジュネーブ事務局常任オブザーバー (聖座))
- 欧州評議会(ストラスブール)(欧州評議会常任オブザーバー (聖座))
- 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)(パリ)(UNESCO常任オブザーバー(教皇庁))
- 国際連合環境計画(ナイロビ)
- 国際連合人間居住計画(ナイロビ)
- 世界観光機関(マドリード)
- ローマ:国連食糧農業機関(FAO)および食料計画対応
- ウィーン:国際機関および国際連合ウィーン事務局常駐代表/常任オブザーバー
- 国際連合工業開発機関(UNIDO)
- 国際原子力機関(IAEA)
- 国際軍事医学委員会(ICMM)
- 私法統一国際協会(UNIDROIT)
- 国際移住機関(IOM)
- 化学兵器禁止機関(OPCW)
- 包括的核実験禁止条約機関準備委員会(CTBTO)
- 地域機関
- 東南アジア諸国連合(ASEAN)
- 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)
- 欧州安全保障協力機構(OSCE)
過去の外交使節
[編集]- 在バイエルン教皇大使館
- 在ケルン教皇大使館
- 在チェコスロバキア教皇大使館
- 在デンマーク教皇大使館
- 在フィレンツェ教皇大使館
- 在グラーツ教皇大使館
- 在ナポリ教皇大使館
- 在プロイセン教皇大使館
- 在サヴォイア教皇大使館
- 在ヴェネツィア教皇大使館
- 在ユーゴスラビア教皇大使館
ギャラリー
[編集]-
ベルリンの教皇大使館
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ベルンの教皇大使館
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ボゴタの教皇大使館
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ブラジリアの教皇大使館
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ブエノスアイレスの教皇大使館
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キャンベラの教皇大使館
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ジャカルタの教皇大使館
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ハーグの教皇大使館
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在北欧諸国教皇大使館(ストックホルム)
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クアラルンプールの教皇大使館
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キーウの教皇大使館
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リスボンの教皇大使館
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ロンドンの教皇大使館
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メキシコシティの教皇大使館
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ミンスクの教皇大使館
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モンテビデオの教皇大使館
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モスクワの教皇大使館
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オタワの教皇大使館
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パリの教皇大使館
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プラハの教皇大使館
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プレトリアの教皇大使館
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サラエヴォの教皇大使館
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ソウルの教皇大使館
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ソフィアの教皇大使館
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台北の教皇大使館
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テルアビブの教皇大使館
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ティラナの教皇大使館
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駐日本国ローマ法王庁大使館(東京)
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ヴァレッタの教皇大使館
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ウィーンの教皇大使館
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ヴィリニュスの教皇大使館
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ワルシャワの教皇大使館
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ワシントンD.C.の教皇大使館
出典
[編集]- ^ 「教皇大使」『ブリタニカ国際大百科事典小項目事典』。コトバンクより2025年6月28日閲覧。
- ^ Ryan Dagur (2022年9月21日). “Vatican opens new embassy in Timor-Leste”. www.ucanews.com. Union of Catholic Asia News. 2022年9月22日閲覧。
- ^ “Diplomatic List”. State Diplomatic Protocol, Ministry of Foreign Affairs of Moldova (2025年1月16日). 2025年1月22日閲覧。
- ^ “Diplomatic List”. Government of Iceland. Protocol Department, Ministry for Foreign Affairs of Iceland. 2025年6月28日閲覧。
脚注
[編集]- ^ スカンディナヴィア諸国およびアイスランドは1960年の教皇大使館設置以来、同一の人物が各国教皇大使を兼任することが慣例となっている