92式対戦車地雷
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92式対戦車地雷(きゅうにいしきたいせんしゃじらい)は、陸上自衛隊が保有している対戦車地雷である。83式地雷敷設装置などによって敷設される。
概要
[編集]1986年から研究を開始し、1992年に制式化された。磁気センサーや振動センサーなどによって起爆するため、従来の対戦車地雷のように戦車などが踏まなくても起爆できる[1]。このため、従来のものより敷設する個数を減らすことができる。
少なくとも、9ミリ厚の鋼板に直径5センチメートルの穴をあけることが可能とされる[1]。
脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 加藤健二郎「砲撃、爆破、ヘリボーン! 第3師団、矢臼別錬成訓練に密着」『軍事研究』第417号、ジャパン・ミリタリー・レビュー、2000年12月、40-51頁、doi:10.11501/2661879。
- 92式対戦車地雷 - ウェイバックマシン(2019年1月12日アーカイブ分)[信頼性要検証]