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RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』
RADWIMPSスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル Virgin Music
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • プラチナ(シングルトラック、日本レコード協会、#9)
  • RADWIMPS アルバム 年表
    RADWIMPS 2 〜発展途上〜
    2005年
    RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜
    2006年
    RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜
    2006年
    EANコード
    EAN 4988006204096
    (TOCT-25933)
    『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』収録のシングル
    ミュージックビデオ
    「おとぎ」 - YouTube
    「25コ目の染色体」 - YouTube
    「イーディーピー 〜飛んで火に入る夏の君〜」 - YouTube
    テンプレートを表示

    RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』(ラッドウィンプス・スリー 〜むじんとうにもっていきわすれたいちまい〜)は、2006年2月15日にリリースされたRADWIMPSのメジャー1枚目、通算3枚目のアルバムである。

    概要

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    前作「RADWIMPS 2〜発展途上〜」より約11ヶ月ぶりのスタジオアルバムとなった。また、メジャーデビュー後初めてのアルバムとなり、メジャーデビューシングルである「25コ目の染色体」を収録している。

    3rdシングル「へっくしゅん/愛し」のうち、2曲目の「愛し」は前作『RADWIMPS 2 〜発展途上〜』に収録されており、こちらには収録されていない。

    オリコンにおける週間成績は前作が80位だったのに対し、今作が13位と大幅なランクアップを記録した。

    収録内容

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    CD
    全作詞・作曲: 野田洋次郎、全編曲: RADWIMPS
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「4645」野田洋次郎野田洋次郎
    2.「セプテンバーさん」野田洋次郎野田洋次郎
    3.イーディーピー 〜飛んで火に入る夏の君〜野田洋次郎野田洋次郎
    4.「閉じた光」野田洋次郎野田洋次郎
    5.25コ目の染色体野田洋次郎野田洋次郎
    6.「揶揄」野田洋次郎野田洋次郎
    7.「螢」野田洋次郎野田洋次郎
    8.「おとぎ」野田洋次郎野田洋次郎
    9.「最大公約数」野田洋次郎野田洋次郎
    10.へっくしゅん野田洋次郎野田洋次郎
    11.「トレモロ」野田洋次郎野田洋次郎
    12.「最後の歌」(ストリングス・アレンジ:河野圭)野田洋次郎野田洋次郎
    合計時間:

    楽曲詳細

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    1. 4645
      「よろしこ」と読む。
      「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」ライブハウス公演にて7年ぶりに演奏され、2015年の「RADWIMPSのはじまりはじまり」でもセットリスト候補に入っていた。
    2. セプテンバーさん
      2013年の野外ライブ「青とメメメ」での映像がYouTubeにて公開されている。
      タイトルの意味は「9月3日」。この日はバンドにとって大切な日で、初めてワンマンライブを開催した日である。メジャーデビューを発表した2005年9月3日の横浜BLITZでのライブで、歌詞がまだ未完成ながらも初披露された[1][2]
      2016年Aimerがカバーした[3]。同年8月17日リリースのシングル「蝶々結び」に収録されている[3]
    3. イーディーピー 〜飛んで火に入る夏の君〜
      5thシングル表題曲。
    4. 閉じた光
    5. 25コ目の染色体
      4thシングル表題曲。
      タイトル決めのときに山口が「ラッピー運」を提案したが即座に却下された。RADWIMPSのメジャーデビュー曲となる。
      タイトルの表記については、「25コ目の染色体」(「コ」が半角カタカナ)が正式である。
    6. 揶揄(やゆ)
    7. (ほたる)
      ライブで演奏される際はピアノで弾き語る事が多い。
    8. おとぎ
      MVが存在し演奏シーンがあるが、リリース以降ライブでは1度も披露されていない。
    9. 最大公約数
      ファンからの人気が高い楽曲である。
    10. へっくしゅん
      3rdシングル「へっくしゅん/愛し」収録曲。
      インディーズ時代の曲で、ミクスチャーロックを自分たち(RADWIMPS)なりに解釈した曲である[1]
    11. トレモロ
      タイトルはトレモロ奏法から。シングル曲やタイアップ曲ではないが、知名度が高い楽曲である。ライブでも演奏されることが多く、近年では野田のピアノによる弾き語りで演奏されることもある。
      冒頭の歌詞は厳密には誤りで、文法的には「満天のに君の声が」であるべきだが、メロディが求めている言葉が「満天の」だったため、そのまま進めたという[1]
    12. 最後の歌
      野田が初めてピアノを演奏し、レコーディングした曲。本人曰くこの時のピアノは「めちゃくちゃ下手」[1]

    脚注

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    1. ^ a b c d RADWIMPS 3 〜無人島に持っていき忘れた一枚〜”. Apple Music. 2025年2月25日閲覧。
    2. ^ 青とメメメと君とコメンと”. RADWIMPS.jp. 2018年7月24日閲覧。
    3. ^ a b Aimer、ニューシングルでRADWIMPS「セプテンバーさん」カバー”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年7月8日). 2024年11月19日閲覧。