Template:Infobox character encoding
文字エンコーディングや文字セット、コードページなどのInfoboxのテンプレートです。
符号化された文字セットと文字エンコーディングの違いはUnicodeの文脈では明らかですが(UTF-8とUTF-16は同じ文字セットの違うエンコーディングです。)、古いエンコーディングではその違いはよく非常にあいまいになります。例えば、いわゆる「WinLatin-1」は事実上の「Latin-1」(ISO 8859-1)というエンコーディングの拡張なのに対して、いわゆる「DOS Latin-1」はISO 8859-1という文字セットの代替的な互換性のない「エンコーディング」(つまり変換方式)です。どちらも独自の拡張が加えられていて、全体としてみるとそれら自体の文字セットも独自性があるということになります。そのためどちらにも同じInfoboxのテンプレートを使います。
使い方
[編集]各パラメーターの説明は下を見てください。パラメーターをすべて指定することは普通は適切でも必要でもありません。
{{infobox character encoding
| name =
| image =
| caption =
| mime =
| alias =
| standard =
| lang =
| status =
| classification =
| extends =
| extensions =
| encodings =
| encodes =
| prev =
| next =
| otherrelated =
}}
テンプレートデータ
[編集]符号化された文字セットや文字エンコーディングを含むフォーマットのInfoboxです。
| パラメーター | 説明 | 型 | 状態 | |
|---|---|---|---|---|
| 名前 | name | 文字エンコーディングの一般名 (Infoboxのキャプションとして使われます。) 他の名前とかぶらないほうが推奨されます。正しい識別名でなくても構いません。 | 文字列 | 必須 |
| 画像 | image | 画像(1バイト文字の表やマルチバイトのエンコーディングのグラフ、文字セットのロゴなど) | ファイル | 省略可能 |
| 画像説明 | caption | 画像説明 | 文字列 | 省略可能 |
| MIME / IANA | mime | MINEタイプで使用されるエンコーディングの識別名。IANAに認められている対象エンコーディングの識別名であるべきであり、もしあれば推奨されるMINE名が好ましいです。標準で使われる <code>...</code> のフォーマットを無効にするには _nomimecode= を disable と設定してください。 | 文字列 | 省略可能 |
| 別名 | alias | 文字エンコーディングの他の名前や識別名 | 文字列 | 省略可能 |
| 規格 | standard | フォーマットが規格の一部であればその規格をここにあげてください。 | 文字列 | 省略可能 |
| 定義 | definitions | 定義しているドキュメントや規格の一部ではないリファレンス実装 | 文字列 | 省略可能 |
| 言語 | lang | 文字エンコーディングが使われる、またより広範囲にはサポートしている言語 | 文字列 | 省略可能 |
| 使用状況 | status | 文字エンコーディングの使用状況 | 文字列 | 省略可能 |
| 区分 | classification | 文字セットまたはエンコーディングの区分。例として、構成する系統(例 ISO 8859)や一般カテゴリ(例 拡張ASCII)、より高層のエンコーディングのためにつくられているときのそのエンコーディング(ISO 2022)など様々です。 | 文字列 | 省略可能 |
| 拡張元 | extends | くらべるとこのエンコーディングが拡張版や上位集合になるエンコーディング(ただしそのエンコーディングの明確な後継であってもそうでなくても構いません。) | 文字列 | 省略可能 |
| ベース | basedon | このエンコーディングの変更元になるがこのエンコーディングが(理論的にも実用上も)上位集合とはならないエンコーディング | 文字列 | 省略可能 |
| 拡張 | extensions | この文字セットまたはエンコーディングの特筆すべき拡張(ただし明確な後継とみなされていてもそうでなくても構いません。) | 文字列 | 省略可能 |
| 変換、エンコード対象 | encodes | このエンコーディング範囲のサブセットになる範囲または文字セット。文字セットとエンコーディングのどちらでもあっても構いませんが、別途明確な識別名がある文字セットを単独でエンコードするエンコーディングにするべきではありません。(例としてISO 8859-1とUnicodeはどちらも適切な値ですがUTF-8はそうでありません。) もしそのエンコーディングがそのエンコーディング自体のサブセットであれば「拡張」フィールドに入れてください。 | 文字列 | 省略可能 |
| エンコード方式 | encodings | この文字セットのエンコーディングまたは変換方式。文字セット自体でエンコード方式を定めていなかったり、複数定めていたり(例 Unicode)、継続して使われていないものを定めていたりする時に載せられます。 | 文字列 | 省略可能 |
| 先行 | prev | 一部ではこのエンコーディングによって取って代わったエンコーディング、文字セットまたはフォーマット。 | 文字列 | 省略可能 |
| 後継 | next | 一部ではこのエンコーディングを取って代わったエンコーディング、文字セットまたはフォーマット。 | 文字列 | 省略可能 |
| 関連エンコーディング | otherrelated | 近接に関連していて記す価値があるが先行でなく後継でなくサブセットでもないエンコーディング | 文字列 | 省略可能 |
| 付記 | extra | Infoboxの下部、書かれている情報の下のほうに置いておくもの。例えば {{notelist}} を示したりします。 | 文字列 | 省略可能 |