コンテンツにスキップ

2025年の台風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
令和7年台風第1号から転送)
2025年の台風
軌跡の地図
最初の熱帯低気圧発生 2月11日
最初の台風発生 6月11日
最も強かった
台風
台風18号 – 905 hPa,
110 kt
熱帯低気圧の総数 34
台風の総数 24
タイフーンの総数 12
スーパータイフーンの総数 2
超大型台風の総数 2
総死亡者数 95
総被害額 6.47 億ドル (2025 USD)
年別台風
2023, 2024, 2025, 2026, 2027

2025年の台風(2025ねんのたいふう、太平洋北西部および南シナ海[注 1]で発生した熱帯低気圧)のデータ。データは基本的に日本の気象庁の情報に基づき、気象庁が熱帯低気圧としていない一部のものについては、合同台風警報センター (JTWC) のみに準拠する

月別の台風発生数

[編集]
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間
2 7 5 6 4 24

各熱帯低気圧の活動時期

[編集]

各台風の活動時期

[編集]

台風に分類されている熱帯低気圧

[編集]

台風1号(ウーティップ)

[編集]

202501・01W

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 6月11日 – 6月15日
ピーク時の強さ 60 kt (10分間平均) 
980 hPa

気象庁は6月10日21時に南シナ海で熱帯低気圧が発生したと発表した。

6月11日9時、気象庁は台風1号が南シナ海上(北緯16.2度、東経113.9度)で発生したと報道した[1]。これは、統計史上5番目に遅い台風1号発生となる[2]

JTWCは6月14日9時ごろに、台風1号(ウーティップ)がカテゴリー1の台風に昇格したと発表した。

台風はその後、同日15時頃に広東省湛江市付近に上陸し、翌日3時に熱帯低気圧に降格(北緯23.3度、東経111.3度)した[3]

その後、6月15日21時に温帯低気圧に変わり、翌日9時に消滅した。

なお、確定値では発生時刻が6月14日21時に修正されている。

台風1号の名前「ウーティップ」はマカオが提案した名前でちょうを意味する。

台風2号(セーパット)

[編集]

202502・02W

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 6月24日 – 6月25日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
1004 hPa

6月23日9時、気象庁は台風2号(セーパット)が小笠原近海で発生したと報道した。

その後、小笠原諸島にかなり接近した。この台風はあまり発達することなく、台風2号は、25日(水)3時に伊豆諸島近海で熱帯低気圧に変わった。その後は、熱帯低気圧として関東に接近した。

台風2号の名前「セーパット(Sepat)」はマレーシアが提案した名称で、淡水魚の名前を意味する単語である。

なお、確定値では発生時刻が翌日の6月24日午後3時に変更され、台風の勢力を満たしていた期間はわずか24時間となった。

台風3号(ムーン)

[編集]

202503・04W

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 7月3日 – 7月8日
ピーク時の強さ 60 kt (10分間平均) 
990 hPa

気象庁は、7月3日3時頃南シナ海上で、台風3号(ムーン)が発生したと発表した[4]。その後、台風は少し複雑な動きをしながら北上し、7月8日9時に日本の東で温帯低気圧に変わった。

台風3号の名前「ムーン(Mun)」ミクロネシアが提案した名称で、ヤップ語で6月を意味する。

なお、確報値では、最大風速が25m/sに上方修正された。

台風4号(ダナス)

[編集]

202504・05W・ビシン

タイフーン (JMA)
カテゴリー3 タイフーン (SSHWS)
発生期間 7月5日 – 7月10日
ピーク時の強さ 80 kt (10分間平均) 
965 hPa

気象庁は、7月5日3時に南シナ海で、台風4号(ダナス)が発生したと発表した[5]。その後台風は急速に発達していき7月6日の午前9時には、暴風域を伴い同日15時には、強い勢力に達した。その勢力のまま南シナ海上を北上し、台湾上陸前にカテゴリー3の台風になり、その後台湾中部に上陸した[6]。台風は上陸後は急速に衰え7日9時に暴風域が消滅。9日6時頃に中国の温州市付近に上陸し、9時に熱帯低気圧となった。

台風4号の名前「ダナス(Danas)」フィリピンが用意した名称で、「経験すること」という意味である。

なお、確報値では、最大風速が40m/sに上方修正され、最低気圧は965hPaに下方修正された。

台風5号(ナーリー)

[編集]

202505・06W

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 7月13日 – 7月16日
ピーク時の強さ 55 kt (10分間平均) 
985 hPa

気象庁は、7月13日3時頃小笠原近海で、台風5号(ナーリー)が発生したと発表した[7]。足早に北上した台風5号は、7月15日午前2時頃に北海道襟裳岬付近に上陸した[8]。北海道への上陸は、平成28年台風11号以来9年ぶりのことであり[9]、本年初めての上陸となった。その後北上を続け、同日午前9時頃、オホーツク海にて温帯低気圧に変わった[10]

この台風が接近した影響で、羽田空港で平均風速が10m/sを超え、東京都八王子市では14日15時24分に最大瞬間風速15.1m/sを観測した[11]。また、北海道庁総務課危機対策局危機対策課によれば、鉄道が4本程度の運休、道路が3つほど通行止めになるという軽微な被害が報告された[12]

この台風は、太平洋高気圧の縁に沿って足早に北上したため、台風本体が接近すると急に雨や風が強まった[13]。また、北海道にまで北上してなお勢力を維持した。北海道へ再上陸を除いて、上陸するのは1951年の統計開始以来7つ目となった。原因としては、東北の沖合の海水温が平年よりも3度ほど高かったこと、寒気の影響を受けなかったこと、移動速度が50km/h前後と早かったことなどが挙げられる[14]

台風5号の名前「ナーリー(Nari)」韓国が提案した名称で、百合を意味する。

台風6号(ウィパー)

[編集]

202506・09W・クライシング

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 7月18日 – 7月23日
ピーク時の強さ 60 kt (10分間平均) 
970 hPa

気象庁は、7月18日3時頃、フィリピン東海上で、台風6号(ウィパー)が発生したと発表した[15]。台風は南シナ海を途中暴風域を伴いながら西進した。中国上陸前にか20日カテゴリー1の台風になり、その後中国南部に上陸した[16]台風6号はその後も西進を続け、23日3時、ラオスで熱帯低気圧に変わった[17]

台風6号の名前「ウィパー(Wipha)」タイが提案した名称で、女性の名前という意味である。

台風7号(フランシスコ)

[編集]

202507・10W・ダンテ

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 7月23日 – 7月25日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
992 hPa

気象庁は、7月23日午前9時頃、フィリピン東海上で、台風7号(フランシスコ)が発生したと発表した[18]。最も風の強い領域が中心よりも北東方面に離れていたこともあり、沖縄本島などでは風が強まった。24日に、那覇市で最大瞬間風速21.8m/s、南大東島で最大瞬間風速26.2m/sを観測した[19]。その後、あまり発達せず25日15時に東シナ海で熱帯低気圧に変わった。

台風7号の名前「フランシスコ(Francisco)」アメリカが提案した名称で、マリアナ諸島チャモロ人の男性の名前からとられている。

台風8号(コメイ)

[編集]

202508・11W・エモン

タイフーン (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 7月23日 – (7月27日に再発達)7月31日に熱帯低気圧
ピーク時の強さ 65 kt (10分間平均) 
975 hPa

気象庁は、7月23日午後9時頃、南シナ海上で、台風8号(コメイ)が発生したと発表した[20]。南下してから北上し、25日には強い台風にまで発達した。26日に沖縄に最接近した後、26日9時に熱帯低気圧に変わった[21]

JTWCは、7月27日9時、熱帯低気圧となった元台風8号(コメイ)は沖縄上空で、24時間以内に再度トロピカルストームの勢力に達する可能性が高いと再評価した。気象庁は7月27日21時の実況で熱帯低気圧から再度台風の勢力を満たしたとして、台風への再発達を発表した。台風が再発達する、復活台風平成30年台風第28号以来7年ぶりである[22]。その後、中国の華中で7月31日(木)9時に熱帯低気圧に変わり、低気圧として前線を伴い日本海を通過した。

台風8号の名前「コメイ(Co-may)」は、ベトナムが提案した名称で「草の名前」を意味する単語である。

台風9号(クローサ)

[編集]

202509・12W

タイフーン (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 7月23日 – 8月4日
ピーク時の強さ 75 kt (10分間平均) 
965 hPa

気象庁は、7月24日正午頃、南シナ海上で、台風9号(クローサ)が発生したと発表した[23]

そして、7月26日15時には、大型な台風になったと気象庁は発表した。その後強い勢力を維持したまま暴風域を伴いさらに発達を続けた。28日には、高気圧に進路を阻まれる形で動きが遅くなり、小笠原諸島を中心に影響が長引くことになった。

その後、徐々に衰弱しながらも関東にかなり接近し、4日(月)15時に日本のはるか東で温帯低気圧に変わった。

台風9号の名前「クローサ(Krosa)」は、カンボジアが提案した名称で「鶴」を意味する単語である。

台風10号(バイルー)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 8月3日 – 8月6日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
1004 hPa

202511・13W

8月3日9時、八丈島の東で台風10号(バイルー)が発生した。東に足早に進み、台風9号と同じ様な進路を進み6日9時に日本のはるか東の海上で温帯低気圧に変わった[24]

台風10号の名前「バイルー(Bailu)」中国が提案した名称で、中国語で縁起の良い白鹿のことを表す。

台風11号(ポードル)

[編集]

202512・16W・ゴリオ

タイフーン (JMA)
カテゴリー2 タイフーン (SSHWS)
発生期間 7月23日 – 8月4日
ピーク時の強さ 80 kt (10分間平均) 
965 hPa

8月8日3時にマリアナ諸島で台風11号(ポードル)が発生した[25]。発達しながら西に進み、12日に暴風域を伴いながら沖縄の南に達し、同日15時には、強い勢力に発達した。13日にかけてに先島諸島に接近した。台湾上陸前にカテゴリー2の台風となりその後、強い勢力で台湾に上陸し、衰弱しながら、14日3時に華南に上陸した。同日14日15時に華南に熱帯低気圧へ降格した。

台風11号の名前「ポードル(Pudol)」北朝鮮が提案した名称で、朝鮮語でやなぎの木を表す。

台風12号(レンレン)

[編集]

202512・18W・ファーニン

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 8月21日 – 8月22日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
1000 hPa

8月18日9時、気象庁は沖縄本島の南海上で発生した熱帯低気圧に対して、台風に発達する見込みだと発表した[26]。だが、その後台風になる可能性は小さくなったとして発表を取りやめた。

しかし、21日3時に気象庁は東シナ海を北上していた熱帯低気圧に対し再び台風に発達する見込みだと発表し、21日9時に九州のすぐ西で台風12号(レンレン)に発達した[27]。すでに九州に接近していたため、同日17時過ぎには鹿児島県日置市付近に上陸した[28]。発生してから約8時間で日本に上陸する台風は珍しいこととなった。

この台風によって湿った空気が流れ込み鹿児島県では大雨になり土砂災害警戒情報も発表された。9時30分までの24時間降水量が南さつま市加世田では313.5mm、鹿児島市のアメダス喜入では307.0mmと300mmを超えた。

台風はその後九州南部を横断して22日午前9時に日向灘で熱帯低気圧に降格した。

台風12号の名前「レンレン(Lingling)」香港が提案した名称で、少女の名前からとられている。

台風13号(カジキ)

[編集]

202513・19W・イサン

タイフーン (JMA)
カテゴリー2 タイフーン (SSHWS)
発生期間 8月23日 – 8月26日
ピーク時の強さ 80 kt (10分間平均) 
950 hPa

気象庁は、8月22日9時にフィリピンの東の熱帯低気圧について「24時間以内に台風に変わる見込み」と発表した。そして、翌日23日9時に南シナ海で台風に変わった。その後、発達しながら西進し、23日夜に暴風域を伴った。そして、23日6時に強い勢力となった。その後も発達していき、24日15時には、950hPaに達した。

その後台風13号はラオスに上陸して勢力を落とし、26日(火)15時に熱帯低気圧に変わった。

中国の海南島は、台風が接近し、ホテルの窓が破損するなど大きな被害が出た。ベトナムでも台風が上陸して少なくとも3人が死亡し、一時数万人避難を余儀なくされた。

台風13号の名前「カジキ(Kajiki)」は、日本が提案した名称で「かじき座、旗魚」を意味する単語である。

台風14号(ノンファ)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 8月30日 – 8月31日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
1000 hPa

気象庁は8月30日に南シナ海で台風が発生したと発表した。8月31日の午前3時にタイで熱帯低気圧に変わった。

タイでは洪水が発生し住宅地で浸水した。

台風14号の名前「ノンファ」はラオスが提案した名前で池の名前を意味する。


台風15号(ペイパー)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 9月4日 – 9月5日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
1000 hPa

気象庁は9月2日21時に日本の南の熱帯低気圧について「24時間以内に台風へ発達する見込み」と発表した。その後北へ進み、4日3時に日本の南で台風となった。台風12号と同様に日本のすぐ近くで発生したため「いきなり台風」とも呼ばれた。その後日向灘沖を進み、5日1時頃に高知県宿毛市付近に上陸した。その後四国の南を進み、同日9時に和歌山県北部に再上陸した。そしてこの台風は足を早め西・東日本の太平洋沿岸を東よりに進み関東の南に接近・通過した後、海に出て5日21時に日本の東で温帯低気圧に変わった。元台風15号は前線を伴いながら東に進んだ。

西・東日本の太平洋沿岸地域では大雨や強い風が吹き大きな影響を与えた。特に台風15号がかなり接近した静岡県牧之原市では線状降水帯が発生し台風直撃によって強い突風で竜巻が発生し少なくとも3人が死亡し大規模停電が発生して5万5000戸が断水した。速報値では40棟が全半壊という大きな被害が出た。

台風15号の名前「ペイパー」はマカオが提案した名前で魚の名前を意味する。

台風16号(ターファー)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月6日 – 9月8日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
1000 hPa

気象庁は南シナ海で台風が発生したと発表した。南シナ海で発達し強い勢力で華南に上陸した。

台風16号の名前「ターファー」はマレーシアが提案した名前でナマズを意味する。

台風17号(ミートク)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 9月18日 – 9月20日
ピーク時の強さ 45 kt (10分間平均) 
1000 hPa

気象庁は9月18日に南シナ海に台風が発生したと発表した。2日後の9月20日の午前3時に中国で熱帯低気圧と変わった。

フィリピンのルソン島北部では暴風雨に襲われ、一部の川が氾濫し、約100軒の家が浸水し、洪水で3人が死亡した。

台風17号の名前「ミートク」はミクロネシアが提案した名前で女性の名前を意味する。

台風18号(ラガサ)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月18日 – 9月25日
ピーク時の強さ 110 kt (10分間平均) 
905 hPa

気象庁によると、午前9時ごろ、非常に強い勢力に発達したと発表した。

JTWCによると、台風18号(ラガサ)が9月21日午後6時ごろ、カテゴリー5のスーパータイフーンの基準に達したと発表した。[29]

PAGASAによれば、9月21日午前3時ごろに洪水の警報レベルを最高のシグナル5に引き上げた。[30]

気象庁によると、9月22日午前9時ごろ、猛烈な勢力に達した。

台湾農業部によれば、農作物の被害のみで2.5億元の被害が推計された。[31]

台湾花蓮県では、7月上旬の大雨で形成された自然の堰き止め湖が決壊、下流にある橋を押し流すだけでなく、市街地にまで流れ込み甚大な被害をもたらした。[32]

中国国内では、最大風速64.7m/sを記録した。

台風18号の名前「ラガサ」はフィリピンが提案した名前で動きを早めることを意味する。

台風19号(ノグリー)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー4 スーパー タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月18日 – 9月29日
ピーク時の強さ 105 kt (10分間平均) 
920 hPa

9月18日午後9時に、南鳥島東海上で発生した。9月20日午後9時に、今年初めての非常に強い勢力に達した。

その後、9月21日午前9時ごろには猛烈な勢力に達した。

その後はスピードを落としゆっくりと西進。小さい円を描くような進路をとった。その途中は衰退し、26日の6時には985hPa、最大風速が30mと強い勢力である基準35mを下回った。

日本の東の海上で停滞した。東への北上を始めた27日ごろに冷たい風が入ったことで構造が温帯低気圧よりになり、台風としての基準を残しながら再発達した。

9月28日15時には目がはっきりと見え、950hPa最大風速が45mと、非常に強い勢力となった。

その後台風は衰弱しながら北東へ動き、9月29日9時に温帯低気圧となった。

この台風は北緯25度と比較的高緯度で発生しながら寿命は10日半と、比較的長い期間存命した。

台風20号(ブアローイ)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー2 タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月18日 – 9月29日
ピーク時の強さ 75 kt (10分間平均) 
965 hPa

9月24日午前3時に台風20号がフィリピン東海上で発生した。

その後、29日未明にベトナム中部に上陸し、豪雨被害をもたらした。同日夜には熱帯低気圧となった。

台風21号(マットゥモ)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー2 タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月18日 – 9月29日
ピーク時の強さ 70 kt (10分間平均) 
970 hPa

10月2日午前9時、フィリピンの東で発生した。

その後、3日午前にはルソン島を横断して南シナ海へと抜け、5日午後には中国広東省湛江市徐聞県東部へ上陸した。

台風22号(ハーロン)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
発生期間 10月5日 – 10月10日
ピーク時の強さ 100 kt (10分間平均) 
935 hPa

10月5日午前3時、小笠原近海で台風22号(ハーロン)が発生した。当初は強い勢力に発達する程度の強度で予想されていたが、北上していくうちに勢力が強まっていき、予想に反して非常に強い勢力にまで達した。その勢力のまま小笠原諸島を沿うように北上していき、伊豆諸島に接近する見通しとなった。10月8日の午後4時頃、気象庁は、東京都の伊豆諸島に対し東日本ではじめて台風に関する特別警報(暴風・波浪)を発出した。[33]その後、災害の危険が切迫しているとして大雨特別警報(緊急安全確保)が発令された。[34]八丈島とその南にある青ヶ島村では海底ケーブルが損壊し、インターネットが繋がらない状況となった。[35]また島内では電柱倒壊などの被害により、停電が発生している。[36]

沖縄を除く「台風を要因とする特別警報」が発令された台風
台風 台風の名前 発出された地域
令和4年台風第14号 Nanmadol 鹿児島県全域
令和6年台風第10号 Shanshan 鹿児島県(奄美地方を除く)
令和7年台風第22号 Halong 東京都伊豆諸島(伊豆大島を除く)

10月9日の午前1時ごろに青ヶ島上空を通過した。青ヶ島にある向沢気象観測所によれば935.3hPaを実測値(速報値)で観測した。[37]10月9日の正午ごろ、台風を要因とする特別警報(暴風・波浪)が解除された。[38]

台風23号(ナクリー)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 10/7 – 10/15
ピーク時の強さ 70 kt (10分間平均) 
970 hPa

10月8日午後3時、マリアナ諸島で発生した熱帯低気圧が北西に進んでいき、フィリピンの東で台風へ発達した。 東京都の八丈島空港で42.7m/sの暴風を観測した[39]


台風24号(フンシェン)

[編集]
シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 10/18 – 10/23
ピーク時の強さ 55 kt (10分間平均) 
990 hPa

フィリピンの東で発生した熱帯低気圧が西に進んでいき、10月18日午前3時、マサール島の東で台風へ発達した。

気象庁が台風と分類しなかった熱帯低気圧

[編集]

TD03W

[編集]

6月24日に気象庁の天気図に記載された。JTWCはこの熱帯低気圧に対して、6月25日の午後3時に熱帯低気圧番号を付与した[40]

SD07W

[編集]

7月11日ごろに、気象庁の天気図に記された。もともと、気象庁の天気図は上では台風4号と同じ低圧部のまとまりとして記されていたが、台風4号が台湾の西側を北上する過程で、低圧部が2つに分離して、低圧部の東側の半分が別の熱帯低気圧となった。JTWCは7月13日に、該当する熱帯低気圧を亜熱帯低気圧(=Sub Tropical Depression)と定義して発表した。7月14日午前6時に九州南部に上陸した。

TS08W

[編集]

JTWCが、7月14日0時に小笠原諸島の上空に熱帯低気圧が発生したと発表した。その6時間後には、トロピカル・ストームの勢力へ至ったと発表した。

TD01C(イオナ)

[編集]

JTWCが、8月2日15時にハリケーン・イオナだった熱帯低気圧が日付変更線を超えてアメリカ大気庁の監視外に出たと発表したが、気象庁はこれを認めなかった。

各熱帯低気圧の影響

[編集]
台風・

熱帯低気圧

名称 期間 大きさ

強さ

階級 最大風速 最低気圧 影響地域 被害額(百万ドル) 死者・行方不明者数(人) 出典
TD - 2/11 - 2/17 - TD - 1006hPa (ベトナム) - -
台風1号・01W ウーティップ 6/11 - 6/15 - STS 30m/s(60kt) 980hPa 中国、ベトナム、カンボジア、ラオス、フィリピン 少なくとも100万ドル 17 [41]
TY 35m/s(65kt) 979hPa
TD (オーリング) 6/11 - 6/13 - TD 13m/s(25kt) 1002hPa - 軽微 1 [41]
TD 13m/s(25kt) 1004hPa
台風2号・02W セーパット 6/22 - 6/25 - TS 18m/s(35kt) 1004hPa (日本) - -
TS 20m/s(40kt) 1000hPa
TD・03W - 6/24 - 6/26 - TD - 1004hPa (中国) - -
TD - 1004hPa
台風3号・04W ムーン 7/3 - 7/7 - STS 25m/s(50kt) 990hPa (小笠原諸島) - -
TS 25m/s(50kt) 982hPa
台風4号・05W ダナス(ビシン) 7/5 - 7/11 強い TY 35m/s(65kt) 970hPa 台湾・中国本土 少なくとも112万ドル 10人
TY 45m/s(100kt) 954hPa
台風5号・06W ナーリー 7/12 - 7/15 - STS 25m/s(35kt) 985hPa 小笠原諸島・日本・北海道南部 軽微 -
TS 25m/s(35kt) 983hPa
SD07W - 7/12 - 7/14 - TD - 992hPa 日本 軽微 21人[要出典]
SD 15m/s(30kt) 993hPa
TS08W - 7/14 - 7/17 - - - - (日本) - -
TS 20m/s(40kt) 1000hPa
台風6号・09W ウィパー(クライシング) 7/18 - 7/23 - STS 30m/s(60kt) 970hPa 海南島 11億4000万ドル 60人
TY 35m/s(65kt) 970hPa
台風7号・10W フランシスコ(ダンテ) 7/23 - 7/25 - TS 23m/s(55kt) 990hPa 台湾・中国本土 不明 不明
TS 20m/s(40kt) 987hPa
台風8号・11W コメイ(エモン) 7/23 - 7/31 強い TY 35m/s(65kt) 975hPa フィリピン・台湾・沖縄 4200万ドル 55人
TY 35m/s(70kt) 974hPa
台風9号・12W クローサ 7/24 - 8/4 大型・強い TY 40m/s(75kt) 965hPa グアム - 不明
TS 40m/s(80kt) 964hPa
TD13W - 7/31 - - TD 15m/s(30kt) 1000hPa - -
TD 15m/s(30kt) 1000hPa
TD - 8/1 - - TD - 996hPa - -
TD 10m/s(20kt) 1002hPa
TD01C イオナ 8/2 - 8/5 - TD 15m/s(30kt) 1008hPa (ハワイ)・ウェーク島 - -
TD 15m/s(30kt) 1008hPa
台風10号・13W バイルー 8/3 - 8/6 - TS 18m/s(35kt) 994hPa
TS 18m/s(35kt) 996hPa
TD14W - - TD -
TD -
TD15W - - TD -
TD -
台風11号・16W ポードル(ゴリオ) 8/8 - 8/14 強い TY 40m/s(80kt) 960hPa 2人
TY 50m/s(90kt) 966hPa
TD17W - - TD -
TD -
台風12号・18W レンレン(ファーニン) 8/21 - 8/22 - TS 18m/s(35kt) 沖縄・九州 
TS -
台風13号・19W カジキ(イサン) 8/23 - 8/26 強い TY 40m/s(80kt) 950hPa 1億8000万ドル 17人
TY 45m/s(90kt) 967hPa
台風14号・20W ノンファ 8/30 - 8/31 TS 20m/s(40kt) 996hPa
TS
台風15号 ペイパー 9/4 - 9/5 TS 20m/s(40kt) 992hPa
TS
台風16号 ターファー 9/6 - 9/8 強い TY 35m/s(75kt) 975hPa
TY 975hPa
台風17号 ミートク 9/18 - 9/20 - STS 23m/s(45kt) 996hPa 3人
TS
台風18号・24W ラガサ 9/18 - 9/25 大型 ・猛烈な TY 55m/s(110kt) 905hPa バブヤン諸島・台湾・中国南部・香港・マカオ・海南東・ベトナム 14億9000万ドル 30人
STY 75m/s(145kt) 911hPa
台風19号・25W ノグリー 9/18 - 9/29 猛烈な TY 55m/s(105kt) 920hPa
STY 60m/s(120kt) 936hPa
台風20号・26W ブアローイ 9/24 - 9/29 強い TY 40m/s(75kt) 965hPa カロリン諸島・フィリピン・中国南部・香港・マカオ・海南東・ベトナム・ラオス・タイ・ミャンマー 少なくとも8億ドル 94人
TY 40m/s (80kt) 970hPa
台風21号・27W マットゥモ 10/2 - 10/6 強い TY 35m/s(70kt) 970hPa フィリピン・マカオ・中国南部・ベトナム北部・タイ 22億3,000万ドル 39人
TY 45m/s (90kt) 966hPa
台風22号・28W ハーロン 10/5 - 10/10 非常に強い TY 50m/s(100kt) 935hPa 日本・アラスカ 2人
TY 60m/s (120kt) 935hPa
台風23号・29W ナクリー 10/7 - 10/15 強い TY 35m/s(70kt) 975hPa
TY 40m/s (75kt) 974hPa
台風24号 フンシェン 10/18 - 10/23 STS 30m/s(55kt) 990hPa
TS
  • 「期間」は熱帯低気圧として存命した期間を表す。台風が熱帯低気圧に変わった場合、熱低化から消滅までの期間も含む。
  • 「階級」は気象庁が示す国際分類で、TD=トロピカル・デプレッション、TS=トロピカル・ストーム、STS=シビア・トロピカル・ストーム、TY=タイフーンである。STY=スーパータイフーンは、合同台風警報センター(JTWC)の分類で、タイフーンのうち最大風速が130kt(約65m/s、1分間平均)以上のもの。
  • 合同台風警報センター(JTWC)の表記のうち、MD=モンスーン・ディプレッション(モンスーン型の熱帯低気圧)、WV=トロピカル・ウェーブ(高気圧の縁に出来る熱帯の波)、DB=トロピカル・ディスターバンス(熱帯擾乱)、DS=ディスィペインティング(散逸擾乱)、IN=インランド(地形性低気圧)、SD=サブ・トロピカル・ディプレッション(亜熱帯低気圧)、SS=サブ・トロピカル・ストーム(亜熱帯性台風)、EX=エクストラ・トロピカル・システムズ(温帯低気圧またはそれに準ずるもの)をそれぞれ表す。このうちWV,DBはLPA(低圧部)に属し、MDSDは熱帯低気圧に属する。
  • なお、米軍の2025年の最終事後解析は2026年8月31日に公開される予定の資料を出典にて明記する。
  • 上段は気象庁の情報、下段はJTWCの情報である。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 気象庁の観測対象範囲である東経100度から180度までの北半球。

出典

[編集]
  1. ^ News dig”. TBS (2025年6月11日). 2025年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月11日閲覧。
  2. ^ デジタル台風:2025年台風1号(ウーティップ|WUTIP)”. デジタル台風. 2024年6月15日閲覧。
  3. ^ 台風1号 熱帯低気圧に変わりました”. tenki.jp (2025年6月15日). 2025年7月16日閲覧。
  4. ^ 台風3号が発生 進路予想に幅”. NHK (2025年7月3日). 2025年7月7日閲覧。
  5. ^ ウェザーニュース”. ウェザニュース (2025年7月5日). 2025年7月7日閲覧。
  6. ^ 台風4号(だ那須)、台湾中部上陸” (2025年7月6日). 2025年7月7日閲覧。
  7. ^ 台風5号が発生”. NHK (2025年7月13日). 2025年7月13日閲覧。
  8. ^ 【速報】台風5号 午前2時ごろ北海道襟裳岬付近に上陸 気象庁”. テレビ朝日 (2025年7月15日). 2025年7月15日閲覧。
  9. ^ 【速報】台風5号(ナーリー)が北海道に上陸 9年ぶりの北海道上陸”. ウェザーニュース. 2025年9月21日閲覧。
  10. ^ 台風5号は温帯低気圧に変わりました 午後も北海道の沿岸は高波に警戒”. tenki.jp (2025年7月15日). 2025年7月16日閲覧。
  11. ^ 台風5号(ナーリー)は速度を上げて東北の東を北上 明朝には北海道へ”. ウェザーニュース. 2025年9月21日閲覧。
  12. ^ 北海道庁、令和7年台風第5号について”. 北海道庁 (2025年7月26日). 2025年7月26日閲覧。
  13. ^ 台風5号が関東・東北に接近 西日本は別の低気圧の影響で雨強まる”. ウェザーニュース. 2025年9月21日閲覧。
  14. ^ 台風5号(ナーリー)は温帯低気圧に 北海道では強風の影響残る”. ウェザーニュース. 2025年9月21日閲覧。
  15. ^ 台風6号発生”. 日本気象協会 (2025年7月22日). 2025年7月22日閲覧。
  16. ^ 台風6号は中国大陸に上陸 中国・華南やベトナムで大雨に”. ウェザーニュース. 2025年9月21日閲覧。
  17. ^ 台風6号 熱帯低気圧に変わりました(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2025年9月21日). 2025年9月21日閲覧。
  18. ^ 台風7号(フランシスコ)発生 今月5つ目 沖縄に接近し荒天のおそれ”. ウェザーニュース (2025年7月23日). 2025年7月24日閲覧。
  19. ^ 沖縄本島などが台風7号の強風域に 沖縄や奄美は荒天に警戒を”. ウェザーニュース. 2025年9月21日閲覧。
  20. ^ 台風8号が発生”. NHK (2025年7月24日). 2025年7月24日閲覧。
  21. ^ 台風8号が熱帯低気圧に変わりました(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2025年9月21日). 2025年9月21日閲覧。
  22. ^ 熱帯低気圧が発達して再び台風8号(コメイ)に 7年ぶりの「復活台風」”. ウェザーニュース. 2025年9月21日閲覧。
  23. ^ 台風9号(クローサ)発生 今週3つ目でトリプル台風に 小笠原に接近”. ウェザーニュース (2025年7月24日). 2025年7月24日閲覧。
  24. ^ 台風10号は温帯低気圧に変わりました(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2025年9月21日). 2025年9月21日閲覧。
  25. ^ 台風11号「ポードル」が発生 来週前半に暴風域を伴って沖縄の南へ 動向に注意(気象予報士 吉田 友海)”. tenki.jp (2025年9月21日). 2025年9月21日閲覧。
  26. ^ 新たな「台風」発生へ 沖縄の南の熱帯低気圧が発達 19日(火)に沖縄接近のおそれ(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2025年9月21日). 2025年9月21日閲覧。
  27. ^ 台風12号「レンレン」が発生 鹿児島県で線状降水帯発生の恐れ(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2025年9月21日). 2025年9月21日閲覧。
  28. ^ 【速報】台風12号が鹿児島県日置市付近に上陸しました(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2025年9月21日). 2025年9月21日閲覧。
  29. ^ Twin monster Super Typhoon storms are grazing the western Pacific, Ragasa heads for Philippines” (英語). Severe Weather Europe (2025年9月22日). 2025年9月22日閲覧。
  30. ^ Signal No. 5 up as Super Typhoon Nando nears Babuyan Islands” (英語). Philstar (2025年9月22日). 2025年9月22日閲覧。
  31. ^ “台風18号、農作物や農地などに被害。”. NNA ASIA. (2025年9月26日). https://www.nna.jp/news/2843560  {{cite news}}: 名無し引数「中国書」は無視されます。 (説明)
  32. ^ 花蓮洪水/せき止め湖決壊の花蓮で14人死亡、18人けが/台湾”. フォーカス台湾. 中央社 (2025年10月9日). 2025年10月9日閲覧。
  33. ^ 【特別警報】八丈島に大雨特別警報、台風22号による暴風・波浪特別警報も継続”. ウェザーニュース. ウェザーニュース (2025年10月8日). 2025年10月9日閲覧。
  34. ^ 東京都伊豆諸島に大雨特別警報”. 気象庁. 気象庁 (2025年10月9日). 2025年10月9日閲覧。
  35. ^ 伊豆諸島で通信障害発生、台風22号の影響で海底光ファイバーケーブルに損傷か”. 読売新聞. 読売新聞 (2025年10月9日). 2025年10月9日閲覧。
  36. ^ 柱倒れる 八丈町に大雨特別警報 すでに統計史上最大の雨 伊豆諸島に暴風・波浪特別警報も発表中【台風22号】”. TBS NEWSDIG. TBS NEWSDIG (2025年10月9日). 2025年10月9日閲覧。
  37. ^ 気象観測地図青ヶ島村”. 気象観測地図青ヶ島村ホームページ. 青ヶ島村村役場 (2025年10月9日). 2025年10月9日閲覧。
  38. ^ 【特別警報 一部切替】台風22号の暴風・波浪特別警報は警報・注意報に切り替え 大雨特別警報は継続”. ウェザーニュース. ウェザニュース (2025年10月9日). 2025年10月9日閲覧。
  39. ^ 強い台風23号(ナクリー) まもなく八丈島に最接近 42.7m/sの暴風観測”. ウェザーニュース. 2025年10月13日閲覧。
  40. ^ 台風2号発生”. Yahooニュース (2025年6月23日). 2025年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年7月1日閲覧。
  41. ^ a b 【台風進路】台風1号発生か?”. Yahoo! ニュース. Yahoo! ニュース (2025年6月11日). 2025年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月11日閲覧。

外部リンク

[編集]

気象庁

国立情報学研究所

合同台風警報センター

世界気象機関

フィリピン大気地球物理天文局

アメリカ海軍調査研究所