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旧友再会フォーエバーヤング

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吉田拓郎 > 吉田拓郎の作品一覧 > 旧友再会フォーエバーヤング

旧友再会フォーエバーヤング」(きゅうゆうさいかいフォーエバーヤング)は、吉田拓郎が作詞・作曲を手掛けた楽曲[1]1982年山本コウタロー山田パンダと組んだ期間限定音楽ユニット山本山田に提供し[1]1984年に拓郎がセルフカバーされたバージョンが発表された。

概要

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プロジェクトの"仕掛け人"は吉田拓郎[1]。1982年3月に10年続いた『吉田拓郎のライオン・ミュージック・ビレッジ』(ニッポン放送)が終了し[1]、その最終収録の後、拓郎が山本コウタロー山田パンダと飲み、「お前らまだ老け込むには早い。お前らディオで歌え、曲はオレが書いて、プロデュースもやってやるから」とその場で話がまとまった[1]。拓郎はこの時点ではフォーライフ・レコード社長在任中だった[1]。1982年6月14日から18日まで渋谷エッグマンで『旧友再会フォーエバー・ヤング・コンサート』が開催された[1]

バージョン違い

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山本山田バージョンと拓郎のセルフカバーバージョンでは歌詞が多少異なる。

2006年9月23日ヤマハリゾートつま恋で行われた野外ライブ『吉田拓郎 & かぐや姫 Concert in つま恋 2006』では、拓郎とかぐや姫と共にオープニングアクトとして披露された。その際、山本山田バージョンを踏襲されたものが歌われた。

「旧友再会フォーエバーヤング」 (山本山田のシングル)

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「旧友再会フォーエバーヤング」
山本山田シングル
初出アルバム『旧友再会フォーエバーヤング・コンサート・ライブ』
B面 林檎の樹
リリース
規格 EPレコード
ジャンル ニューミュージック
レーベル 日本コロムビア / TRIAD
作詞・作曲 吉田拓郎
プロデュース 吉田拓郎(#1)
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1982年6月1日発売。発売元は日本コロムビア / TRIAD。

収録曲

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#タイトル作詞作曲編曲時間
1.旧友再会フォーエバーヤング吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎
2.林檎の樹宇田昌之山本厚太郎瀬尾一三
合計時間:

「旧友再会フォーエバーヤング」 (吉田拓郎のシングル)

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「旧友再会フォーエバーヤング」
吉田拓郎シングル
初出アルバム『FOREVER YOUNG
B面 ペニーレインへは行かない
リリース
規格 EPレコード
ジャンル ニューミュージック
レーベル FORLIFE
作詞・作曲 吉田拓郎
プロデュース 吉田拓郎
吉田拓郎 シングル 年表
I'm In Love
1983年
旧友再会フォーエバーヤング
1984年
ふざけんなよ
1985年
テンプレートを表示

1984年10月21日発売。発売元はフォーライフ・レコード(現・フォーライフミュージックエンタテイメント)。

解説

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アルバム『FOREVER YOUNG』と同時発売[2]

カップリング曲の「ペニーレインへは行かない」は、1974年に発売されたアルバム『今はまだ人生を語らず』に収録されている「ペニーレインでバーボン」のアンサーソングで、時代とともに原宿の風景も変わってしまい、もう自分が知っている原宿ではないのでもう「原宿(ペニーレイン)」には行かないという内容の楽曲[要出典]

収録曲

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全作詞・作曲・編曲: 吉田拓郎
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.旧友再会フォーエバーヤング吉田拓郎吉田拓郎
2.ペニーレインへは行かない吉田拓郎吉田拓郎
合計時間:

収録ディスク

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アルバム

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旧友再会フォーエバーヤング
ペニーレインへは行かない

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g 拓郎『フォーク・ブーム復活なるか? こうせつ いまミュージック・シーンに新しい波 コウタローらの熱情証言でつづる』 歌った燃えた 俺たちのフォーク・グラフィティ―!! 時代を創った彼らのこの10年は何だったのか!?」『週刊明星』1982年6月17日号、集英社、55–59頁。 
  2. ^ 吉田拓郎プロフィール | FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT,INC.